小さな約束
「鈴宮!!すごいぞ!!」
隣のおじさんが興奮して叫んだ。
どうやら光流のファンみたいだ。
すると光流がこっちを見た。
光流は俺に気づいたようで大きく目を見開いた。
あいつの目はいつ見てもでかいなとボーッと考えていると、光流は突然走りだした。
どうやら俺の方へ向かっているようだ。
そう気づくと、俺はなんだか焦りを感じた。
まだ心の準備ができてない。
そう考えている間に、光流は観客席に通じる階段を一気に上っていた。