小さな約束
バスケバカだなこいつ…。
と少し呆れた瞬間、病室に明るい声が響いた。
「お姉ちゃ〜ん!!」
「芽依(メイ)!!」
いきなり病室に飛び込んで来たのは、俺らより少し小さいかわいい女の子だった。
「誰…??」
葉奈が小さくつぶやいた。
「お姉ちゃん大丈夫??」
「うん。あんた!試合は!?」
「あのね!お姉ちゃんがいなくても大丈夫だよ!」
「え??」
「勝った!圧勝だったよ!!スリーポイントの鈴宮がいなくても勝てるんだよ〜」
芽依と呼ばれた少女は勝ち誇った笑みを浮かべた。