あたしの秘密
「あの……「純平、ごめん。この森高はオレのだから」
「ぁわっ……」
あたしは智也に抱き寄せられ、小さな声を出した。
こいつ、頭おかしいんじゃねぇの!?
ていうか、おかず落としたんですけどー。
どうしてくれんのよ…。
とか思いながらも智也の制服の端を掴むあたし。
本当は一発殴りたいところだけどっ……!!
いや、一発と言わず………。
「おまえ…何言ってるか分かってんのか?」
宗形は低い声で言う。
げっ。
まじギレしてんじゃん(-_-;)
智也大丈夫なの?