あたしの秘密
ガンッ
「いっ…!!?」
あたしは思わず手を引っ込め、そこにしゃがみこんだ。
有り得ない!!!
タイミング良く来たのか、あたしを焦らすためにずっと教室の外で待機してたのか……
戸を思い切り手にぶつけられ、あたしの手は見事に挟まった。
くすくすと笑い声が聞こえる。
「帰ろうとするからよ」
そう言って女子数人が教室内に入ってきた。
「あんた、本当生意気すぎ」
しゃがんでいるあたしを見下すように見る。
あたしは髪を引っ張られ、冷たいタイルの床に倒れ込んだ。