ニオイスミレ



「じゃ、遠慮なく…」



ベットに横になり、カーテンを閉める。


音のない空間も悪くはないな。



クーラーの動いている音

紙が擦れる音

すごく心地いい。



このまま、なにもかも忘れればいいのに。


私はいつの間にか眠りについた。



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