ヤクザと執事と私【短編】『遥か遠くのロシアにて-嵐を呼ぶ男達-』

「愛のこもったパンチでは死にません。」


華麗に言い切る龍一をあきれた表情で見る真木ヒナタ。


(・・・もしかして、こいつ・・・危ない奴なのか?)


真木ヒナタは龍一を見ながら、何度も心の中で繰り返した。


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