+.永遠の絆.+
…ん??
今、なんか久しぶりの人物を見た気がした…。
俺、目おかしくなった!?
だって母さんたちがいるように見えるもん!!
当の本人たちはテレビに夢中で俺のことに
気づいていないようだった。
俺がそこに立ち尽くしていると
ちょうど優香が帰ってきた。
「あ……おかえ…り」
「ただ…いま…。なにしてるの…??」
「え…あ…いや」
俺が曖昧な答えを返すもんだから
優香はスッとリビングの中を見た。
すると俺と同じ反応をした。