先生の青
ぎゅうぅぅ――――――っ
先生は私をきつく抱きしめ
「せ、せんせ、苦し……」
「ずっとずっと
一緒にいような
ずっとずっとずっと
一緒にいよう、イチ」
………先生
「うん。
ずっとずっと一緒にいよう」
チュッて
おでこや まぶた
鼻の頭や頬に
何度もキスをして
「イチが卒業したらさ
たくさんデートしような」
先生は
夢を語るように言った
「手ぇ繋いで
太陽の下、外を歩こ
いろんな所に行こうな
いろんな所に連れて行きたい」
誰かに見られたら
ダメだから
ちゃんとデートした事
ないもんね
そういう事も
考えてくれてるんだ
ヤバい泣きそう
先生が好きだ
先生がいれば
何もいらない
「先生となら……きっと
どこにでも行けるね……」
「イチ………」
「私、先生がすごい好き」
先生の頬にキスをしたら
「…………ヤバい」
先生が真顔で
「もう一回したくなった」
「………ふっ」
二人で顔を見合せて
「あはは」って笑って
深い深いキスを交わし
朝が来るまで抱き合った
最高に幸せだった
世界中の全ての幸せを
先生が私にくれる
先生を抱きしめると
永遠を捕まえてるみたいだ
身体を1つにして
愛してると伝えあう
この時、この瞬間こそが
きっと永遠だ
何があっても
失われる事がない
今この時が永遠で
ずっとずっと
そばにいられると信じてた
先生だけは奪われないと
この時は信じてた――――――