俺様王子☆年下カレシ2
「やっぱ太久がいね~と、盛り上がらねぇよ。女もいーケド、男の友情も大切だよな?」


「お…おぅ?」


コートに入ると、一歩が体を屈めオレを振り返ってニマッと笑う。


「太久~、女が見てるからって、サーブミスんなよぉ?」


「わかってるっつの!バカにすんなぁ?」


その後は、すっかりサチさんの事も、読書の彼女の事も忘れ、バレーに没頭した。


やっぱ…


オレ


女の事でヤキモキするより、こーやって一歩と体動かして楽しく遊んでる方が楽しーな。




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