キミウタ

「高田~」


「あ、はい」


「ちょっと職員室来てくれないか?」


「分かりました」


…なんだよ。朝っぱらから…。


「コトナごめんね。ちょっと行ってくる」


「うん♪頑張れー!!」


「さんきゅ」


軽く手を振って、教室を出た。


―――――もちろん飛び切りの笑顔も忘れずにして、ね。


< 98 / 150 >

この作品をシェア

pagetop