■年上彼氏様□
□仲直りとキス■





誰にも頼らないで生きるって大変



和沙のマンション出て来てから、もう4日……



頭がクラクラして、目がかすむ



私って今、どこに居るんだろう……



「桜羽っ!!?」



声のする後ろを振り向く



「桜羽っ、どうしたの??」



居たのは、玲だった



「…玲…っぇん……」



私は玲に泣き付いた



「桜羽?…どうしたの?高校も来ないで………」



「…和沙と……ケンカしたのっ………」



頭がガンガンして、何を言ってるのかわからない



「…私……和沙と離れたら……居る意味ないよ……」



そう、だって私は1人だから



目の前がいきなりグニャッと歪んだ



「え!?桜羽っ!!?」



玲の声が…段々聞こえなくなった





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