■年上彼氏様□


自分でも、分かるくらいにショック受けてる



和沙にくっつきたい



和沙…両思いになってから、冷たい



……こんななら、片思いのほうが良かったのかな?



ペタペタと冷たい床を歩く



私、悪いことしたっけ?



したなら、和沙に謝らないとなのに



「はぁ…」



……



………



「いってらっしゃい…」



和沙にそう言っても、手をヒラヒラさせるだけ



…寂しい…



10分くらいそこに立ち尽くしていた



がちゃ!!



「!?」



いきなり開くドア



「こんちわー!」



友哉だ



「…和沙なら、居ませんけど……」



友哉は、勝手に靴を脱いでいた



「おチビちゃん久し振り」



ちゅっ



………ちゅっ……?



「き、きゃぁっ!!!!」



バタバタと後退りする



と、友哉が…ホッペに…………キスしたぁぁぁぁぁ!!!?


< 92 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop