一期一会。
小春と怜の出会い
「はじめまして、田村小春といいます。みんなと仲良くなりたいと思っているので、宜しくお願いします」






私は、本を読んでいて名前が聞こえなかった。






先生「じゃあ、石井怜さんの隣ね。あの一番後ろの席の女の子のところ」






ガタン…


「よろしくね」




私は、田村に名前を聞いた。





「名前…何?」


「聞いてなかったの?ぷぷ…」田村は、満面の笑みでなぜか笑った。



「な、何だよ!?」




「やっ、なんとなく なんかキャラに似合わない…その面白いとこ。あっごめん話反れたね…私は、小春 あなたは?」


「私、石井怜。」



「怜ちゃん?いい名前だね。これからよろしく」
2回目のよろしくコール。私は、呆れた。





早速、朝礼が終わり小春の所には、沢山の生徒が来た。






「前の学校ってどんな感じだった?」



「好きな物何?」



みんながいろんな方向から、質問する。そんな圧迫感漂うときでも、小春はていねいに一人一人の質問に答える。






「ねぇ、小春?」
私は、そんな人ごみの中に入り、小春に言った。




「好きな花は何?」




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