love song
ー第一章ー

「恋の空回り」

ーパシッ!!ー



気がつけば、



手が勝手に動いていた。



「…ってぇ〜…。」



方頬を両手で押さえ込む男が、



私の目の前に居る。



情けないね。



女に殴られたくらいで、



そんな大袈裟にするなよ。



たかがビンタでしょうが。



やっぱり別れて正解だ。



ビンタして大正解だ。
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