ひと夏の短い恋【短編】
「ごめんな・・・」



高野くん・・・



高野くんは
優しく私を
抱きしめてくれた・・・・

なんでかわからないけど
私は高野くんの胸の中で
わんわんと
大泣きしてしまった・・





「心配かけて
ごめんな・・
東京には行かないから。
ずっとそばにいるから・・」




「本当?!」


「うん」





















よかった・・
高野くんと
離れなくていいんだ・・・





そんな風に喜んでいたけど
高野くんは
どこか
悲しそうな顔をしていたのがわかった・・




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