巡愛。~ずっと好きだった~
「結衣さんは…浴衣が似合うな。」
会話が途切れた時、唐突に健ちゃんが言った。
「そっそう?…髪、短くなったから、微妙だよ。」
「そんな事はない。キレイだ。…と思う。」
言ってから、パッと顔を逸らす健ちゃん。
耳が少し赤くなってる。
そんな風にされると、私も恥ずかしくて、顔が赤くなってしまう。
「健ちゃんこそ、甚平似合ってるよ。」
「そうか?…ありがとう。」
またまた、お互いに照れてしまった。