キミの隣に
そして、やはり予想通り
ヘロヘロになりながら
打ち上げにもつれこむ。

俺の気持ちは、正直
違うところに行っていた。

楽しむとか、労うとか
そんなことよりも、
真月に話したい事を
まとめる事に集中したかった。

明日から出張に
でかけるらしい彼女に、
いつ、伝えるべきか等と、
考えあぐねていた。

が

そんな妄想を、
周囲がさせてくれる訳もなく。

里奈や狩野さん達は、
自分の生徒を
見て回っている。

俺と堂野さんは、
今年も、どこの学科の生徒か
知れない女の子達に
囲まれている。

そのせいなのか?

真月は、目線すら
合わせてくれない。

時折、定位置にはまる
指輪に触りながら
透や啓太達と固まって
酒を飲んで談笑していた。

「鷹尾君、後、ヨロシク」

「えっ?!そんなっ」

一瞬の隙をついて、
堂野さんが、女の子の輪に
俺を置き去り、脱出した。

俺も何とか酔った女の子達の
カラミから脱出する。

ため息を落として廊下にでた。
疲労が増幅している。

タバコに火を付けて
ほぉっと、息をついた。

 

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