君はまた僕を好きになる。

ねぇ…敦史

敦史は、一体あたしに何を隠したいの?

何かを隠しておきたいから


そんな態度を取っているんだよね?

だから
あたしと会ったのはあの日が初めてだなんて言うんだよね?



敦史が、そこまでして隠したい過去にどんな秘密が待ち構えているか分からない。


もしかしたら


今すぐ、その秘密を暴いて敦史に確かめる事だってできたかもしれない。


けど


それをしないのは
きっと…


「どう、美味いか?」

「うん。シチュー凄く美味しいよ」


「そっか。よかった」
って、キュンとくる笑顔で笑う敦史の笑顔をずっと

敦史のそばで見ていたいから…


きっと


そうなんだって
思うから…



敦史…
あなたがそれを望なら

それでずっと
敦史のそばにいられるのなら


あたしは…



過去なんかいらいよ…。


だから

ずっと、そばにいてもいいよね?



敦史…。





< 140 / 353 >

この作品をシェア

pagetop