君はまた僕を好きになる。
「うわぁ~優香、泣くなようぉ~」
「だって…敦史がいけないんだよ…
そんな事、言うから…」
「そうか?」
「うん…感動させた敦史が悪い。」
「それは、どうも。悪うございました。」
「…グスン…いいえ…こちらこそ…グスン…
ティッシュ…取って…
敦史…」
「ほらよ。」とソファに置いていたティッシュを手渡すと
「ありが…とう…」
と、ティッシュで涙を吹きながら
「あたしも…」
「うん?なに?」
「あたしも…絶対、敦史を死なせないから…」
涙で潤んだ瞳で、俺の瞳を真っ直ぐ見つめて、そう、俺に言った優香は
この日から数週間後…
自分から、命をたとうとした…
あの日の悪夢の後に…。