君はまた僕を好きになる。
大人っぽく変身した優香を意識しながら、ランチを食べた後
俺達が行った場所は…
「映画館…」
「そう。出航の時間まで、まだ時間あるし。一緒に映画でも観ようと思ってさ。それに、2人で映画館に来た事もなかったしな。
優香と一緒に来たかったのさ」
「ありがとう。あっくん。あたしも、あっくんと一緒に映画館に来たかったんだ。」
「あれ?今、お前、俺の事、「あっくん」って…」
「ダメ…かなぁ…敦史より「あっくん」って呼んだ方がヤッパリいいって言うか…「あっくん」って呼ぶの…ヤッパリ子供っぽいかな?」
「なんだ。そんな事、気にしてたのか?
いいよ。「あっくん」で。その方が優香らしい。」
「ありがとう」と喜ぶ優香の手をひいて
映画館に入った。
クリスマス間近でクリスマスソングに溢れる場所で
優香が化粧室に行っている間に俺は…
「敦史…?」
「えっ?幸雄さん…?」
偶然…幸雄さんと再会した…。