ヤンキー彼氏は世界一
奈美恵に電話したが
きっと病院にいるのだろう。


電源がオフで連絡がつかなかった。




そして数時間がたち、



携帯が鳴った。





亮からの着信だった。




亮??



「もしもし?」



「あっゆりあちゃん!恋斗から連絡いってねえか?




「ぇ?どおゆうこと?」




「あいつ、
俺にもしものことあったらゆりあを頼む
ってメールきたんだよ。
そっから連絡つかねえんだ」



「え!?」



私は、嫌な予感がした。




「わたしもつかないんです。」




「まぢかよ!あいつばかなこと考えてるんぢゃっ。

とにかくゆりあちゃんは家に居て!



俺探してくっから。



何かあったら電話するからさ!」





「はっはい!わかりました」




恋斗。



どこにいるのよ。



もしもって?



私は、頭が混乱して、
その場に座り込んだ。




そしてその日は
亮から連絡が来なかった。




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