ヤンキー彼氏は世界一
「適当に座れ!」

どうしても部屋の隅へ座ってしまう。


「もっと、こっちこいよ!」


「えっはっはい!」


わたしが緊張していると、

「そんな警戒すんなって!」


と頭をくしゃくしゃにされた。


「て、てゆか何でわたしが家に帰りたくないってわかるんですか?」


思わず聞いてみた。


「俺超能力者だもん!!
ふっ」


と冗談で言われて、

私は、目をまんまるくして
見ていた。

すると、

「かわいいやつ。」


とまた髪をくしゃくしゃにされた。


わたしは、徐々に緊張がほぐれて、


壁に貼ってある写真を見ていた。
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