ヤンキー彼氏は世界一
今日は、
誠也たちも来るから奈美恵も誘った。


だから誠也と恋斗が来るまで学校で待っていることにした。


門のところで待っていると……。


この前見た金髪の女の人達が歩いてこっちに向かってきた。


「ゆりあ、教室戻るよ!」

「うっうん!」



奈美恵は危ないと思ったのか教室へ急いで戻ることにした。





「ゆりあ。あの人たちヤバいよ。」








「知ってるの?」


「あの人たち…恋斗さんと中学同じでさ、、、
あの一番髪が明るい人居たでしょ?あれ恋斗さんの元カノだよ。」


「え?」


私は、だいたい解っていたが、頭が混乱した。


何で?元カノ居るのはわかってるけど、どうしてその元カノがここにいるの?

しかも元カノさんいつ付き合ってたんだろう。

「あのねゆりあ。うちさ、お姉ちゃん居るでしょ?
お姉ちゃん恋斗さんと同じ中学で同級生なんだよ。
だから、恋斗さんのこといろいろ聞いたの。」



「そうだったの?だから、恋斗に最初会ったとき関わらない方がいいっていったんだ。」



「うん。私もさ詳しくいろいろ聞いたわけぢゃないけどとりあえず元カノわ中学の頃の人だよ。」


「でも中学の頃の人が私に何のようだろ?」


「多分…言いにくいけど、あの人恋斗さんのこと好きなのかも。恋斗さん一方的に振ったらしいし。」


「そうなんだ。」


「あの人周り今ヤバい人とつながってるらしいし、とりあえずこれから気を付けないと。」


「うん。」


私は、全部聞いて
あの人たちの正体が解って少しすっきりしたけど、


これからのことを考えると少し憂鬱だった。


あの人がもし、恋斗のこと好きだとしたら…。

これから何されんだろ。

私あの人に叶わない。


恋斗だってもしあの人に気づいたらそっちえいってしまうかもしれない。


私なんて、、、


私は、自信が無くなった。

そして恋斗の過去のことを知りたくなった。
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