素直にカエル ~先生の隣で~


「とゆーことで、緊急なんだけど、7組の副担任の田崎先生に担任になっていただきます!」


『ガラッ』


再び前のドアが開く…


入ってきたのは…長身の…男の先生…


「どーも!!えーと…鈴木先生が産休の間、7組の担任をすることになりました!田崎 秀也(タサキ シュウヤ)です!」


ペコッと頭を下げた…

…田崎先生は、確かまだ25歳くらいだったハズ…


去年来たばかりなのに…担任か…

ちょっと…心配かも…



「まじ~?大丈夫かよ~!田崎くんで~?」


前列の男子がからかう…

クスクスと笑いが起きた

「こら!いくらオレが幼く見えるからって、『くん』はねぇだろ~?」


先生は、右手のこぶしあげ、ちょっとムスッとした…


『明るい人だなあ…』



この人と…

1年やるのかあ…



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