LOVEmake☆
夕方…


帆が目を覚ました。



「由来…ごめん」



「何も言わなくていいよ。…でもあたしを追いてかないで」


「………」



帆の涙が頬を伝う

あたしは帆の手をぎゅっと握った



「アホやな!私が由来を追いて死ぬわけないやん…

寝れない日が続いて
薬を多めに飲んだら変になって…

自殺したんじゃないから
それは本当だから…」



「うん」



あたしはこの瞬間に
過去に行く決心が固まった…(v_v)






「まだ眠いから寝るわ。
由来…今日は帰り」


「うん」


「一人だからちゃんと戸締まりしてね」


「はーい」


あたしは帆と繋いだ手に
ぎゅっと力を入れてバイバイした。


「明日また来るね」


「うん。待ってる」



病室を出ると急いで病院を出た。


行かなくちゃ駄目な場所があるから…

どうしてもお父さんに会って
確かめたいことがあるから…
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