我ら地球防衛中学生!!


「ほうか。なら、良かった。あと、佐倉、花子。」


 楓は艦橋組みの二人に声をかける。


「何?」


「なんでしょう?」


「悪いけど、どっちでもかまわんから、肩私の肩、抑えててくれへん・・・さっきから、震えがとまらへんねん・・・」


 祐太の登場により、復活をしたといっても、戦艦ホムラは中2の女の子が指揮を取るにはあまりにも大きい。


 今さらだけど、斉藤はよくこんなものを一人で指揮していたものだと思う。


 改めて、アイツの凄さを実感する。


 2年Sクラスの学級委員長は、東大主席卒業に匹敵する・・・。


 ほんまやな・・・こんな怖いポジション、ただ勉強さえしていれば良いだけの東大主席なんて軽く感じるわ。


「仕方ないわね。」


「かしこまりましたわ。」


 言うと、二人はゆっくりと笑みを浮かべて、花子は右肩を佐倉は左肩をつかむ。


「どちらかだけでええんやけどな。」


「一蓮托生ですわ。」


「伊集院さん、それ意味が違う。」


 どちらにしても、2人より3人で支えられたほうが安心する。


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