Kissシリーズ・「年下とのキス」
自分の顔が熱くなっていく。

そしてニヤけてしまう。

「~~~!」

「今度はキミからしてね」

そう言って彼の体を抱き締め、再びキスをする。

今度は触れるだけの長いキス。

彼も恐る恐る震えながら抱き締め返してくれる。

わたしはふと目を開け、彼の顔を見た。

わたしは彼の全てが可愛いと思えてしまう。

きっと言ったら怒るから言わないけれど、いつでも思っている。

そしてわたしも言わないだろう。

だって年上だから。

彼に大好きなことは伝えて、夢中なことは隠しておこう。
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

表紙を見る 表紙を閉じる
☆いただいたご意見を基に、書いた【Kiss】シリーズです。 アタシの恋人は、可愛い女の子になる男の娘。 それでも彼はアタシを愛してくれるし、アタシも彼のことが好き。 …でも何で彼は男の娘になるようになったんだろう?
表紙を見る 表紙を閉じる
☆いただいたご意見を基に、書いた【Kiss】シリーズです。 あたしの幼馴染は、いっつも面倒を見てくれる。 甘やかしてもくれる。 けれどそれは二十歳を越えた今でも同じ。 …恋人じゃないのに、この関係はおかしくないだろうか?
表紙を見る 表紙を閉じる
☆いただいたご意見を基に、書いた【Kiss】シリーズです。 旧家の一人娘に生まれた私は、年頃になれば家が決めた相手と結婚しなければならない。 その覚悟は決めていたはずなのに、初顔合わせに相手は現れない。 待ちかねた私は、見合いの場である料亭の庭で、一人の男が倒れているのを見つけるのだが…。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop