あたしは妹×あたしは総長

「あ…汗かいてんじゃん。」



しょうがねぇなぁ~…。



よく怪我の手当てとかしてっから、こんなのは得意なんだよな。



冷たいタオルで額の汗を拭く。



そんな時、



「うわっ!!」



急に引っ張られた腕。



「……っ!」



顔ちけぇ!!



コイツ無意識にやってんのかよ…。



ヤバいってこの体制!



いくらあたしでもドキドキするから!!



「離せっ!!」



思いっ切り体を離した。



ここは早く真田達に任せよう。



そう思ってあたしは保健室から出たのであった。



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