【長編】距離

修 side

「じゃあ、マジで帰るから。
明日、11時に迎えにくるから。」


「うん。
待ってるね。」


俺は、家に帰った。


きちんとばあちゃんとじいちゃんに挨拶してな。


ばあちゃんは、ニヤニヤしてたけど。


俺は、うまくいった事だけを伝えた。


詳しくは、言いたくない。


俺と朱菜だけの秘密。


てか、言えない。


あぁ。


マジヤバい。


顔がニヤケる。


朱菜は、俺の彼女になったんだよな。


ずっと想っていた一人の女の子。


つい最近は、イライラしてた。


朱菜に彼氏がいたことに。


俺は、無理だって言われてるようだったから。


けど、違った。


俺を忘れるためって。


理由が嬉しかった。


俺と朱菜の関係を呪ったときもあるけど。


今は、この距離にいてよかったと思える。
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