【長編】距離
『朱菜先輩と中畑別れないかな?』


熱狂的な朱菜ファンって、一年で有名な男。


名前は.....


忘れた。


てか、口に出したくもない。


『まだ、奪える余地はあんじゃないか?』


そいつのダチもなにを根拠に?


『だよな。
あれがないもんな。』


あれ?


てか、盗み聞きしたくないけど気になるし。


『お前は、朱菜先輩情報スゴいよな。
ストーカー並み。』


『これは、ダチから聞いただけじゃん。』


朱菜の話で有名なのがあるわけか?


『まあな。
彼氏からプレゼントされた指輪をつけたら本気ってのだろ?』


はっ?


なんだ、それ?


『恋多き朱菜先輩だからね。
今まで、指輪つけてたとこみたことないからな。』


俺は、こいつらに踊らされるようにバイトを初めて指輪を買ったわけだ。
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