【長編】距離

修 side

俺は、迎えにきた車の後ろに乗って目を瞑った。


さっきのは、現実?


嘘だろ?


だから、リアルすぎたのか?


朱菜は、なにを思ったのかな?



なかったことにしたのは、俺が寝ぼけてやったから?


それとも、甥と叔母だから?


朱菜、なかったことにしないで。


忘れないで。


俺と朱菜がキスしたことを。


結ばれない運命だとしても確かにあった俺の朱菜への想いだから。



どうしたらいいかわからないけど。


後悔は、ないから。


俺、覚悟を決めたよ。


どんな言われようをしても朱菜が好きだという自信があるから。


そのせいで朱菜のそばにいれなくなるかもしれないけど。


もう、隠していける自信がないから。


俺は、逃げていたことに立ち向かうことにした。


どうにもならないかもしれない。


けど、朱菜への気持ちを知ってもらいたいんだ。
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