スイート*ハート~絆のラブリーDAYS~
ああああああああ………
なんか紗智が遠い人みたいに
感じるのは なぜ?
「……なによ、普通でしょ?」
少し、いじけたような
だけど、やっぱり照れたような
紗智の声
「…普通でしょ?
好きなんだもん
一晩中、一緒にいたいし
触られたら嬉しいし
幸せにしてくれる分
私もしてあげたいなって…
好きなんだもん
いいじゃん?」
可愛い、紗智が可愛い
キュンと胸がわし掴みされた
「そ、そうだよね。
付き合ってたら、そうだよね
そう思うよね…………」
呟くように言った私に
「………絆?
あんた本当に大丈夫?
柊ちゃんのことで
やっぱり何か不安なこと……」
「ない、ない。大丈夫」
無理やり明るい声を出し
「旅行のこと、わかったよ
おみやげ話、期待してるね」
ケータイを切った
閉じたケータイを
握りしめたまま
ぐらり倒れこむように
ベッドにダイブ
ボスンって身体が軽く弾み
枕に顔を埋めた
暗闇に浮かぶのは
やっぱり先生の顔
好きなんだもん
そう思うと近づきたくなる
触りたくなる
触りたいと思って欲しい
仕方ないんだ
だって好きなんだもん