SKY BLUE
そしてある日の夕方…




レインは一人…
中庭のベンチに腰掛け、一年前のあの出来事を思い出していた…




レイン「(クレア…。お前の言ってた“何かを守るために力を使う”…俺はそれができなかった。そんな考え甘いって自分でも分かってたんだ…。もうこの世界変えられない…。遅すぎたんだ…きっと…)」




クレアとの思い出が走馬灯のように駆け巡る…




目頭が熱くなってきた…






レイン「!!」


ふとレインの目の前の景色が歪み始める




イディアルで最近、時空の歪みと思われる現象が極わずかではあるが発見されていた




レイン「(こんな時に!!)」



レインはその場から逃げようとしたが、ものすごい衝撃と音で気を失ってしまった…



レインは時空の歪みに飲み込まれていった…



そう…
歯車がかみ合った瞬間…
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