SKY BLUE
第七章

過去の過ち


そこには酔っ払ったミスラの女性が、いかつい男達に囲まれていた…


赤い髪の毛…


着ているのはヘヴンズのスーツ?




レイン「ライナ!!」


そのミスラの女性はレインと同じヘヴンズソルジャーの候補生…


ライナだったのだ…




ライナはかなり酔っている


誤って裏路地に入り込んでしまい、男達に捕まったといった所だろう…



レインはイーリスに隠れているように言い、ライナをかばうようにライナを背中にまわした


男「おい兄ちゃん!あんたの女か?」


レイン「…まぁそんなとこだが、どうしたんだ一体?女1人に大勢で?」

男「その女が喧嘩ふっかけてきたんだ!何されようと自業自得なんだよ!」


レイン「そうなのか?ライナ?」


ライナだけに聞こえるように声をひそめて問いかける


ライナ「私が手を出すわけないでしょ!あいつらが勝手に絡んできたのよ!女1人だからって甘く見て~!ぶっ飛ばしてやるぅ~」


ライナは大声で叫んでいた


レイン「…だそうだ」


男「!!ゴチャゴチャとうるせい!」
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