one
「まぁ、こうゆう感じに生徒会で残ってるうちに仲良くなりました。」
まるで遠い日の夢を語るように話し終える。
「弟の雅紀さんのことは
いつ知ったんですか?」
「入学して来たときから有名ですよ。良い意味でも、悪い意味でも。」
「良い意味でも、悪い意味でも?」
「えぇ、首席で大体のことは何でもこなす、器用な後輩でした。」
「悪い意味とは?」
「あまり言えませんが潤に比べて素行が不真面目で授業に出席をしないことが
よくありました。」
「金髪が印象的な中学生で理名さんと同い年で首席、何て運命それとも偶然?」
「理名ちゃんのことは嗅ぐ回らないでくれませんか?」
「随分、親友の妹を守りますね?理名さんはあの火事を知ってはいけないんですか?」
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