アオイソラ
「まぁたまに体育館使って練習するけど。」

「そーなんだ。」

お昼休みが終わる5分前になった時。

「ヤバっ」

そう言って宮島くんが立った。

「えっどうしたの?」

「先生に頼まれ事。もう遅いから居残りだな。」

「ご、ごめん!!」

「いいよ別に。」

そう言って去っていった。

宮島くんの2年半近い前の姿とは全然違う。

だって、もっとはしゃいでたし。

イケイケ系男子だったのに。


人間って人生にあんだけ変わる転機があるんだなぁ。


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