鳴海‐Narumi‐【短編】
それで俺はピンときた。

やれやれ、またあのサイトの話か。
どうせ、お前の兄がこんな事してるのかとか、俺の私生活をネタに苛められたんだろう。

「あー、俺も会社で言われたぞ。誰かが俺に成りすましてるみたいだな」

そう言うと、三江が急に顔を曇らせた。

「え?何それ?次郎にいが書いてるんじゃないの?」
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