弥生ワールド1★運命の人探してます
私はパソコンを打つ手を止めて、田口の携帯を借りた


「今、流行りの携帯小説のサイトですよぉ〜」


「携帯小説?」


「誰でも書けるし〜色んな人が書いた小説も読めるし〜携帯小説家もデビューしたりとかしてるんですよ〜」


「そんな暇ないのよ」


携帯小説?読む時間ないし


私は田口に携帯を返した


「ん〜とですねぇ〜寝る前とか、お昼休みとかでも少しでも時間があると、1度見てみたらどうですかぁ?」


「だから…私はプロジェクトで…」


「ホラ〜やっぱり〜最近いつも仕事しか考えてないですよねぇ?」





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