俺様王子☆年下カレシ3
「あ…航、起きたんだ?ごめんねぇ」


姉ちゃんは、ご機嫌で…いつもに増してニコニコしていた。


「どしたん、寝れねーの?」


「うん。…あのね、決まったんだぁ。航に、早く伝えたかった」


「決まったって…何が?」


「あの人…やっと離婚成立したんだって。


だから…一緒に住まないかって、さっき言われたの」


全身の力が…抜けて


その場に立っているのがやっとだった。




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