そして秘密の時間(とき)を共に
「ごめんね。さっき『自炊しない』って言ってたから、明日のおかずと、レンジでチンしたら食べられる物を作っておこうかと思ったら、増えちゃった」
ちょっと肩をすくめながら涼にお財布を返そうと差し出したら、涼はお財布毎、私の手をギュッと握り締めた。
そして、その後、涼は俯いてしまった。
「涼?」
涼が何も言わないので、呼び掛けてみると。
ちょっと肩をすくめながら涼にお財布を返そうと差し出したら、涼はお財布毎、私の手をギュッと握り締めた。
そして、その後、涼は俯いてしまった。
「涼?」
涼が何も言わないので、呼び掛けてみると。