危険な彼女
このわがままお姫様は…





「………何よ?」




「べっつにー」




そんなそっけない返事によって
うめき声をあげるはめに
なったことは言うまでもない。




そして………









「うわ、でっけぇ…」




昨日できたばかりだという遊園地は驚くべき大きさをもっていた。


東京ドーム何個分かはあるだろう…



こんだけ大きければ
国民が全員入るんじゃないかと
奈津はアホなことを思っていた。



「すげぇな、これ!!
桜のお父さんが作ったのか!?」



「馬鹿、そんなわけないでしょ?
パパの取引先の会社」



「へえぇ………」




奈津は子供のように
目をキラキラさせていた。
しかし、それは仕方がない。

彼の脳は子供なのだから。
< 109 / 491 >

この作品をシェア

pagetop