危険な彼女
「う〜ら〜め〜し…
『うっせぇ、黙ってろ!!!』」




ああ、こうやって罪のない人を傷つけてくんだな…。


俺はそんなことを思いながら
さらにスピードを上げた。

すでに桜は息切れ中。




そして………



真っ暗な空間のなかで一筋の光が見えた。


どうやらゴールらしい。




………ゴールでいいよな、多分。




「おい桜、出口だぞっ!!」


しかし、返事なし。


あ、男女の体力の差か。




しみじみと感心する俺。


その頃には俺達はお化け屋敷の外にいた。
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