危険な彼女
会話が止まったまま、気まずい空気が流れた。
「………あ、アウトって…何が?」
どうにかこの空気を打破しようと口を開いた奈津。
しかし、何故わざわざ自分が不利になるであろうことを聞いてしまったのか。
奈津は心の中で密かに泣いた。
「あ、アウトはアウトよ。
あんた、私より遅かったじゃない」
「………は?
ま、待て待て!!
俺はお前より先に…」
「私は5時に来たんだけど?」
「………5時………」
奈津は絶望のあまり、うなだれた。
待ち合わせの時間は6時。
なのに、一時間前の5時に来るだなんて、どうかしているとしか思えなかった。
――普通に来ても遅刻になるじゃねぇか!!!
そもそも6時に待ち合わせなのだから五時半に来た奈津に遅刻も何もないのだ。
だが、相手は桜であるからして、桜が来た時間以降は遅刻となる、とゆう残酷な現実があった。
「………あ、アウトって…何が?」
どうにかこの空気を打破しようと口を開いた奈津。
しかし、何故わざわざ自分が不利になるであろうことを聞いてしまったのか。
奈津は心の中で密かに泣いた。
「あ、アウトはアウトよ。
あんた、私より遅かったじゃない」
「………は?
ま、待て待て!!
俺はお前より先に…」
「私は5時に来たんだけど?」
「………5時………」
奈津は絶望のあまり、うなだれた。
待ち合わせの時間は6時。
なのに、一時間前の5時に来るだなんて、どうかしているとしか思えなかった。
――普通に来ても遅刻になるじゃねぇか!!!
そもそも6時に待ち合わせなのだから五時半に来た奈津に遅刻も何もないのだ。
だが、相手は桜であるからして、桜が来た時間以降は遅刻となる、とゆう残酷な現実があった。