危険な彼女
「あ、それなら私も…」



「ああ、亜紀ちゃんは座ってなさい。

奈津は一人でやりたいそうだから」




――んなこと言ってねぇ!!!




奈津は彩芽の背中を恨めしそうに睨むと、ゆっくり冷蔵庫の中身をチェックした。



材料は野菜、肉がそこそこ。



作ろうと思えばたいていのものは作れそうだった。




奈津はとりあえず人数の確認をした。




「えーと………

今日、じいちゃんいねぇから…」




今日、祖父は集会の日である。



そして、父親は普通の食事の時間帯にはほとんど帰ってこないので、数に入れなくていい。




そうなると、人数は六人。




「………鍋だな」




それなりに大人数。



手間もあまりかからない鍋を作ることにした。
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