笑顔の理由
夏と思い出

「1学期あっとゆうまだったね。」


「もう夏休みだよ!!
逢紀!!いっぱい遊ぼうねぇ」



「当たり前じゃーん。
海もお祭りにも!!」


今日で1学期が終了。

待ちに待った夏休みが始まる。



「え〜なっ、今日も帰るか?」


「うん!!待っててねー」



「笑和、富永くんとも思い出作らなきゃだよ!!」


逢紀は何か企んでいるような目で
私を見ていた。


「えっ。
そんな付き合ってないんだし、
別に思い出とかいらないよ。」
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