恋と幽霊
最低である。



もちろん男はその女の子に嫌われていた。


男の姿を見ただけで
女の子は走って逃げていく。



そんな姿を見て
小学生の時の男はほくそ笑む。



でもそんな関係は
ある日あっさりと崩れ去ってしまった。



女の子が今度隣町へ
引っ越すことが決まったのだ。



山と海に囲まれたあの美しい街に
女の子は引っ越してしまう。


男は頭を抱えてしまった。



まずい…



男は思う。



このままでは
俺は女の子にとって単なる「いやなやつ」
で終わってしまう。



それは嫌だ。


だって…



俺はその女の子が好きなんだから
本当は女の子も俺のことが好きであってほしいんだ。


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