恋と幽霊
そして女の子は
さらに言葉を続ける。


「私のこと忘れないでね」



女の子がそういうと
男はマシンガンのようにうなずく。



「わ、わ、忘れないよ!

絶対」



そして女の子は
引っ越していった。


男はさびしかったが
女の子の気持ちが聞けて
とてもすがすがしい気分だった。






そして
ある日の朝早く…



真冬のその日は
朝からかなりの冷え込みだった。

まだ夜も明けていない
早朝。


男は小学生時代
最大の驚愕の体験をするのであった。


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