妄想娘と店長さん




私は持ってた手鏡で
髪の毛の最終チェックをして


インターホンを押す。



『樹里かっ…?』



部屋の中なら
大好きな渉くんの声が聞こえた


「うん…!」



『開いてるから入っていいよ』


私はドアを開けて中に入る




「渉くん…っ!」



『ん…』



「何やってるの?」



渉くんは、何か本をペラペラめくってる



雑誌…かな??



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