現実RPG
そう考えた拓馬は、町の家全てに入って仲間らしき人物を探した。


しかし話かけても同じことを言う人しかおらず、そのような人はいなかった。


「うーん……」


ますます、わけがわからない拓馬。


「もしかして、竜太が炎使いだとしたら、あのとき、どうにかしたら竜太を仲間にできたのか?……それにしても、次はどこへ行ったらいいんだ……」


そんな事を考えていると、ふと町の外に目がいった。


遠くの方に、小さく家のようなものが見える。


「なんだ、あれは……」


何か、手がかりがあるかもしれない。拓馬はとりあえず、その家に向かうことにした。
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