女ごころのうた
「ぬくもり」

かけ布団からうけた〝ぬくもり〟を、わたしがすべて感じ取り、しみこませ、シーツに伝える、これぞ愛。


この場合、わたしはどっちも好きなんだけど、けっして二股をかけているとかそういうことではなくて、きちんと与えられているからきちんと与えられるわけで、どちらもわたしにとっては大切な相手であって。


つまり与えてくれる人も好きだし、与えてあげられる人も好きだし。


中心にいるわたしが一番ぬくぬくしている、囲まれて、包まれて、それじゃダメってことは、ないと思うし。


みんなのことを考えたら、おたがいに支えあっていて、それでみんなが幸せになれればいい。


一番いい。

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